骨盤周りの筋肉のケアについて

驚くかもしれませんが、骨盤自体は歪みません!
ですが、症状は発症します。
「これらの症状はすべて骨盤が歪んでいるからです」と、どこかで耳にしたことはありませんか?
→しかし根拠はまったくありません!
骨盤を形成する骨は、寛骨と仙骨がそれぞれくっつきあっていますが、骨盤自体が大きくなったり小さくなったり、広がったりはしません。
骨盤の唯一の関節である「仙腸関節」は、実際は5ミリ程度動くようです。しかし、5ミリ動いたからと言って身体にはなんの影響も及ぼしません。
しかもこの仙腸関節は、60歳くらいになると完全にくっつき、骨盤はひとつの大きな骨の塊となってしまいます。ですがご高齢の方はなんでもなく普通に生活されてますよね。
5ミリ動いてしまっても、くっついてひとつの骨になってしまっても、わたしたちには全く問題のないことです。
これは赤ちゃんの頭が産道から外に出て来やすくするためであり、リラキシンという女性ホルモンの分泌が増えた時に、恥骨結合が開きます。
当然ですが出産後にはまた閉じます。緩んだ恥骨結合付近の靭帯が元の状態になるには、個人差はありますがほとんどの場合で数日間で戻ります。
というわけで、
出産経験のない女性と、すべての男性の骨盤は決して開かないのです。
ではなぜ症状は発症してしまうのでしょうか?
それは骨盤とは関係がない、何らかの原因によるものです。
骨盤の歪み等についてのブログはコチラ!
・骨盤周りの筋肉のケアについて・骨盤は歪まないPart.1
・骨盤は歪まないPart.2
・骨盤は歪まないPart.3
・骨盤は歪まないPart.4
・骨盤は歪まないPart.5
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